EXHIBITING BRANDS · GROUP PRESENTATION
6つの表現が出会う、日本のアートとカルチャー
伊藤慧・奇なり・STASCM・TENKI・NO MAD NUMSKULL・RAFFISH DOG
シルクスクリーン、ペイント、造形、ファッション。異なる背景を持つ6組が、Soi YIPUNに集います。作品の向こうにある思想や手仕事、そして人との出会いから、日本の多彩な創造性に触れてみませんか。
一枚の服に込められた図柄。素材の質感を生かした立体。音楽や郷土文化から生まれるドローイング。日本のアートやカルチャーには、ジャンルの境界を越えながら育まれる表現があります。今回ご紹介するのは、合同で出展する伊藤慧、奇なり、STASCM、TENKI、NO MAD NUMSKULL、RAFFISH DOGの6組。それぞれの活動と、その背景にある思いを五十音順にご紹介します。
伊藤慧
いとう さとし
サイケデリックと土俗的なモチーフを、新たな表現へ
サイケデリック文化、日本的な意匠、トライバル、呪物、土俗信仰。伊藤慧は、さまざまな文化やモチーフを独自に捉え直し、ライブペイントやシルクスクリーン、エキシビションを中心に表現を続けるアーティストです。
1991年生まれ、神奈川県在住。ペイント、エフェクト、アナログプリントなどを駆使し、一つの作品に思いを込めて仕上げることを大切にしています。異なる要素を組み合わせながら、既存の枠組みにとどまらない表現を探求しています。

奇なり
きなり
自然への感謝と調和の精神を、シルクスクリーンに込めて
神道を中心に、日本の自然観や季節の営み、祖先への感謝を着想源としてシルクスクリーン作品を制作する奇なり。「民族の記憶」を取り戻したいという思いを出発点に、受け継がれてきた心のあり方を現代の表現へとつなげています。
山や川、生き物、身の回りの物や現象に神を見いだす「八百万の神」の考え方。自然を思いどおりに動かそうとするのではなく、その恵みに守られていることを受けとめ、感謝する。奇なりは、そうした自然へのまなざしを制作の背景に据えています。
相手を思いやり、互いに助け合う「調和」の精神も、作品に込められた大切なテーマです。効率や利便性を追い求める日々の中で、受け継いできた価値観にもう一度目を向けること。作品を通じて、自分自身の内面や精神性を見つめるきっかけを届けたいと考えています。









STASCM
スタスクム
相反するものを調律し、素材と技術の可能性をひらく
日本の首都圏を拠点に活動するアーティスト、デザイナー、造形作家。華やかさとだらしなさ、秩序と混沌、力強さと繊細さ。STASCMは、相反する要素を調律し、その間に新たな均衡と美しさを見いだすことをテーマに制作しています。
企画、デザイン、設計から造形、塗装、仕上げまでを一貫して手掛け、素材や技法の枠にとらわれません。ガレージキット、レジン、FRP、鉄、木材、天然繊維、化学繊維、革などを扱い、染色、縫製、造形、塗装、イラストレーション、絵画を横断して作品を構築します。
特撮作品では美術制作と衣装制作にも参加。その現場で培った知識や技術、道具や製法を、自身の創作へと還元しています。アメリカントイやSFトイの収集、素材と技術が生きる衣服の構造や質感を観察することも、表現を深める一部です。
素材や技術、人との出会いから生まれる無数の可能性を調律すること。そして、作り続けることでしか辿り着けないアイデアを形にすること。その積み重ねが、STASCMの創作を支えています。






TENKI
テンキ
音楽、特撮、郷土文化が交差する、自由な表現
宮城県仙台市を拠点に活動し、SENDAI CITY BEATDOWNバンド「DIKTATOR」に在籍するTENKI。点描を用いたスタイルを基軸に、ハードコアミュージック、特撮、トイカルチャー、グラフィティ、郷土文化など、さまざまな要素から影響を受けています。
ドローイングに始まり、シルクスクリーンや彫刻へ。表現の方法を一つに限定せず、興味や感性の赴く先で制作を続けています。音楽やカルチャーとのつながりを背景に、枠組みにとらわれない自由な感性を作品へと映し出しています。

NO MAD NUMSKULL

RAFFISH DOG
ラフィッシュ ドッグ
服とアート、人が出会う、仙台のカルチャースポット
宮城県仙台市で、国内外のウェアブランドを扱うセレクトショップ。さまざまなカルチャーを取り入れたアイテムや一点物を揃え、服とアートが交差する空間をつくっています。
近年はアーティストを招いた作品展も不定期に開催。シルクスクリーンを中心としたワークショップにも取り組み、地域の交流の場として、多様な人が出会うきっかけを育んでいます。
服を選ぶこと、作品を見ること、手を動かしてみること。RAFFISH DOGが大切にするのは、そうした体験を通じて生まれるつながりです。今回の合同出展でも、それぞれの作家が持つ表現と、ショップが培ってきたカルチャーとの出会いをお楽しみください。



作品から始まる、カルチャーとの出会い
6組の表現は、素材も手法も、そこに至る道のりもさまざまです。その違いを楽しみながら、一つの図柄や色、手仕事の跡に目を留めてみてください。Soi YIPUNが、日本のアートやカルチャーとの新たな出会いの場になれば幸いです。
掲載写真は各出展者から提供された活動・作品紹介資料です。仙台の店舗や過去の制作・展示風景を含み、Soi YIPUNの会場写真や販売商品の全ラインナップを示すものではありません。取扱作品や在庫については店頭でご確認ください。